創作者たち of She-friends


中川千英子
シナリオライター
2006年、白峰優梨子原案、制作、演出の舞台『LIFE』の台本
(初演版、リニューアル版とも)を執筆。以降、現在まで
計4本の自作戯曲を上演。テレビドラマ、映画、オンライン
ゲーム等のプロットライター、シナリオライターとして活動。
2008年4月、アニメ制作会社ぶらざあのっぽ主催シナリオ
コンテスト『天下一文闘会』において、自作が最終審査対象
作品に選出される。
2010年3月、毎日放送オムニバステレビドラマ
『あり得ない!』第8話脚本協力。(『あり得ない!』第8話
は、無料動画配信サイトGyaO!http://gyao.yahoo.co.jp/
にて4月14日より2週間無料配信。5月DVD発売。)

【コメント】
原作の『リトル・ツリー』と出会った頃、偶然、わたしの
友人の何人かが出産をしたばかりでした。
産まれたばかりの赤ちゃんたちの顔を見に友人の家を訪ねる
度、わたしの頭には自然と『リトル・ツリー』のことが
浮かんできました。
全ての命は永遠に繋がっていく……。
『リトル・ツリー』に込められたそんなメッセージが、心に
強く残っていたからでしょう。

どんなに自分が孤独に思えるときでも、人はかならず誰かと
繋がっている。
世界中の命と繋がっている……。
それに気づくことさえできれば、多くの人々が、悲しみや
絶望から解き放たれ、希望を見つけられるはずです。
わたしは、この作品を脚色することで、そう信じられるように
なりました。どうか、見てくださるみなさんにも、この想いが
伝わりますように。




シーラ
白峰優梨子が作詞やシンガーとして活動する時に使う名前。
小さい頃から気付いたら歌っている子供で、童謡から歌謡曲
クラシック、ロック、ポップ、ソウル、ミュージカル、
ジャズなど、あらゆる音楽に親しんで、合唱団、音楽部、
ミュージカル、コーラスグループなどで歌ってきた。
2007年から作詞活動を開始。吉田佐由子さん作曲での
オリジナルを6曲作り、2008年ライブで発表。
メロディと言葉の繋がりを大切にしている。

【コメント】
この作品は、まず脚色されてからこの場所に曲を入れようと
いうことになり、イメージから曲が出来上がり、それから
歌詞を創りました。イメージを思い浮かべながらメロディを
頭の中で何度も何度も歌っていくと自然と言葉が降りて
来ました。

歌を聴いた皆さんがそれぞれ情景を思い浮かべたり、
心の中に何かが響いて、帰り道に自然と口ずさんで
下さったら・・・こんなに嬉しいことはありません。




吉田佐由子
クラシックからジャズまで幅広いジャンルの音楽活動を行う。
新邦楽でTV「TIME21」片岡仁左衛門特集にてピアノ参加。
CD「後野仁彦カンツォーネを歌う」編曲・演奏。
シャンソン、ミュージカルの伴奏や、
演劇での音楽の作曲でも活躍中。
2009年2月、武藤晃子プロデュース・ほさかよう脚本で
「この世界にはない音楽」の作曲を担当する。
(財)ヤマハ音楽院東京校講師

【コメント】
今回「リトル・ツリー」のために12曲のオリジナルを
創りました。原作の絵本を読んで、透明な世界の音楽が
聴こえてきました。
そして最初にテーマ曲「森のうた」が生まれたのです。

私が毎年訪れる山荘で経験する、ひんやりとした空気、太陽、
風、流れる雲、輝く星、若葉色から錦色に変わる木々、
落ち葉までが美しい・・・そして、小鳥達のさえずり。
脚本を読んで私の記憶にある様々な景色や、人生の喜び、
哀しみ等を音楽に現してみました。

物語の中で、作者のメッセージでもある
「あなたは、あなたになるために生まれてきたのよ。」と
マザー・ツリーが語る場面があります。
この時に歌われる「わたしはわたしになる」が、
公演が終わった後にも皆様の心や耳に残ればと願っています。